2002年3月1日 (金)●X68000ソフトウェアライブラリ新着情報
X68000ソフトウェアライブラリに以下のソフトウェアを収録しました。
[189] X68000マシン語プログラミング・添付ディスク(2001年10月) … X68000マシン語プログラミング《グラフィックス編》の添付ディスク
このソフトウェアの収録にあたって、昨年7月の段階で著者の村田敏幸さんご本人に添付ディスクの公開を快諾していただき、さらに1994年6月バージョンをベースにバグ取り、命令キャッシュ対策、質的な改善、バイナリの収録、Makefile の収録、X-BASIC/ぺけ-BASIC 用サンプルの追加などの改良が加えられた2001年10月バージョンをコピーフリー&ライセンスフリーとして提供していただきました。ありがとうございます。
●Nereidと060turboを併用した際の不具合について
Nereidと060turboを併用した際の不具合について、XPS.JPさんに告知があります。併用している人は確認しましょう。
2002年3月2日 (土)●Windows+IEにおけるプログラム強制実行の実験
Windows 98/NT/2000/XP上のIE 5.5/6.0で、アクティブスクリプトやActiveXがOFFになっている状態で、ユーザのハードディスクの中にある名前を知られている任意の実行可能ファイルがユーザの許可なく実行されてしまいます。
2002年3月1日現在、IEを使わないこと以外にこの問題を回避する方法は報告されていません。
MicrosoftはアクティブスクリプトがONのときに任意の実行可能ファイルをユーザの許可なく実行できる問題について報告を受けていながらInternet Explorerの累積的な修正プログラム(MS02-005)で修正せずに放置したという経緯があります(Windows+IEにおけるプログラムの実行の実験を参照)。今回、そのMicrosoftが黙認した穴を踏み台にして「アクティブスクリプトがOFFでも任意の実行可能ファイルを実行できてしまう」というさらに大きな穴が発見されたことで、Microsoftの対応のずさんさが再び露呈した格好になりました。
Windows+IEにおけるプログラム強制実行の実験(Windows98およびWindows2000で電卓が起動します)
●スペースシャトル
スペースシャトル・コロンビアは予定通り日本時間のきのうの午後8時22分に打ち上げられ、ハッブル宇宙望遠鏡へ向かって順調に飛行している模様。
Mission Status Center(Spaceflight Now)
●マーズ・オデッセイ
NASAの火星探査機2001 Mars OdysseyによるMapping Mission(火星の詳細な地図を作るための観測)が始まりました。JPLで行われたMars Odyssey's First Science Briefingの様子が日本時間のきょう午前4時からNASA TVで放映されていました。
●スペースシャトル
スペースシャトル・コロンビアは地球周回軌道に到達した後に冷却系統のトラブルが報告され、この問題が解決しない場合はハッブル宇宙望遠鏡の改修を諦めて引き返さなければならなくなる可能性があるようです。
Mission Status Center(Spaceflight Now)
●NGC 6853
M27: Not A Comet(NASA)。これはESO(ヨーロッパ南天天文台)のVLTで1998年に撮影された惑星状星雲M27(NGC 6853)の写真です。幻想的で、見ていると引き込まれそうになります。
この写真のさらに大きな画像や中央部分を拡大した画像がESOのVLT Images - Nebulaeにあります。このページには以前紹介した馬頭星雲の画像をはじめとして美しい天体写真が多数掲載されています。
2002年3月3日 (日)●3月3日の怖い話
3月3日は桃の節句です。雛祭りはもともと厄払いの行事で、人に溜まった厄を人形に移して人の代わりに厄を背負ってもらい、それを川や海に流して厄を払います。これを流し雛と言います。しかし、最近は高価な雛人形を流してしまうことはあまりしなくなりました。ということは、普段は押入れの奥にしまわれていて毎年雛祭りの時期にだけ飾られる雛人形にはその家の人の何年分あるいは何十年分もの厄が溜まり溜まって大変なことになっているに違いありません。(参考:天野こずえ先生の『浪漫倶楽部』。このお話はフィクションです)
●IEの穴
Windows+IEにおけるプログラム強制実行の実験を更新しました。これまでに報告された回避方法を追記してあります。なお、ローカル プロクシで「CDATA」を回避しても無意味ですので念のため。
●スペースシャトル
冷却系統のトラブルに見舞われているスペースシャトル・コロンビアですが、今のところ事態は楽観視されており、すぐに帰還しなければならない状況には陥っていないようです。(Spaceflight Now)
●X68000ソフトウェアライブラリ新着情報
X68000ソフトウェアライブラリに以下のソフトウェアを収録しました。
[190] ether_ne.sys 0.03 … ESP/X用Neptune-Xドライバ
[191] ether_ne.sys+M01 … ether_ne.sysを高速化改造したもの
●スペースシャトル
スペースシャトル・コロンビアは冷却系の様子を見ながらミッションを継続することになり、日本時間のきょう午後6時すぎにロボットアームでハッブル宇宙望遠鏡を捕らえる模様。
Mission Status Center(Spaceflight Now)
2002年3月4日 (月)●『あの、素晴らしい をもう一度』 for Windows 体験版
自転車創業さんから3月22日に発売されるWindows用ゲームソフト『あの、素晴らしい をもう一度』の体験版が公開されました。約60MBありますので、サーバが空いていそうな時間帯を選んでダウンロードしましょう(きょうの午前3時すぎに平均78.5KB/sでダウンロードできました)。
●3月3日に333333
みかぜさんに指摘していただいて気付いたのですが、STUDIO KAMADAのビジット数カウンタが3月3日に333333を越えました。日付に3が2つ並んでいる日にカウンタに3が6つ並んだということで、きのう333333を踏んだ人はラッキーだったかも知れません。週末のたくさんのアクセスに感謝です。
●上昇するスペースシャトル
上昇するスペースシャトルの写真(NASA)。リフトオフの直後にこのアングルから撮影された写真はあまり見掛けないかも。
●IEの穴の件
Windows+IEにおけるプログラム強制実行の実験をさらに更新しました。誤解している人がいるといけないので、任意の実行ファイルを実行できるといってもいきなりハードディスクをフォーマットされるかも知れないという意味ではないということを明記しました(例によってこの問題も放置されればさらに穴が広がるか� �知れませんが)。また、対策のところにタブブラウザ関連の情報を追加してあります。
●タブブラウザ
Windows+IEにおけるプログラム強制実行の実験で「タブブラウザの中にはActiveXコンポーネントのダウンロードを禁止できるものがあり…」のところにActiveXコンポーネントのダウンロードを禁止する設定で使用しなければ効果がないことを明記しました。
●X68電源リフレッシュ改修プロジェクト
XPSさんのX68電源リフレッシュ改修プロジェクト。
●ハッブル宇宙望遠鏡の改修作業
スペースシャトル・コロンビアの2人のクルーJohn GrunsfeldとRick Linnehanによる1回目の船外活動(宇宙遊泳)が日本時間のきょう午後3時37分から行われたそうです。
Mission Status Center(Spaceflight Now)
2002年3月5日 (火)●IEの穴をふさぐページを作りました
Windows+IEにおけるプログラム強制実行の実験にレジストリを操作する方法による対策を書きました。さらに、レジストリを操作するスクリプトを用意しました。マウスのボタン操作でIEの穴をふさぐことができますので、対策にお役立てください。