Solaris 10 Operating System DVD (SPARC 版) または Solaris 10 SOFTWARE - 1 CD (SPARC 版) を挿入します。
システムをブートします。
-
新しく購入したばかり (未使用) のシステムの場合は、システムの電源を入れます。
-
稼働中のシステムのインストールを行う場合は、システムをシャットダウンします。
ok プロンプトが表示されます。
Solaris インストールプログラムを起動します。
-
ローカルの DVD または CD からブートし、Solaris インストール GUI を起動するには、次のコマンドを入力します。
-
ローカルの DVD または CD からブートし、テキストインストーラをデスクトップセッションで起動するには、次のコマンドを入力します。
- text
-
テキストインストーラをデスクトップセッションで実行することを指定します。このオプションは、デフォルトの GUI インストーラよりも優先されます。
-
ローカルの DVD または CD からブートし、テキストインストーラをコンソールセッションで起動するには、次のコマンドを入力します。
- nowin
-
テキストインストーラをコンソールセッションで実行することを指定します。このオプションは、デフォルトの GUI インストーラよりも優先されます。
Solaris インストールプログラムの GUI およびテキストインストーラの詳細は、「Solaris インストールプログラムの GUI またはテキストインストーラの要件」を参照してください。
インストールが開始します。インストーラは、インストール中に使用する言語の選択を求めます。
インストールで使用する言語を選択し、Enter キーを押します。
数秒後に Solaris インストールプログラムの開始画面が表示されます。
どのようなPC?
図 2–1 Solaris GUI インストールプログラムの開始画面
図 2–2 Solaris テキストインストールプログラムの開始画面
「次へ」をクリックしてインストールを開始します。システム構成の質問に答えます。
構成の質問に答え終わると、「ようこそ」画面が表示されます。
図 2–3 「ようこそ」画面
「インストーラ・オプション (Installer Questions)」画面が表示されます。
システムのリブートとディスクの取り出しを自動的に行うかどうかを決定します。「次へ」をクリックします。
「媒体の指定 (Specify Media)」画面が表示されます。
インストールに使用するメディアを指定します。「次へ」をクリックします。
ライセンスパネルが表示されます。
インストールを続行する場合は、ライセンス条項に同意します。「次へ」をクリックします。
システムがリモートドライブにネットワーク経由での書き込みを復元することができますか?
その後、システムがアップグレード可能かどうかが判定されます。システムをアップグレードするには、Solaris ルート (/) ファイルシステムがすでに存在している必要があります。Solaris インストールプログラムは、必要な条件を検出すると、アップグレードを行います。
「「アップグレード」または「初期」インストールの選択」画面が表示されます。
初期インストールまたはアップグレードのいずれかを選択します。「次へ」をクリックします。
非大域ゾーンがインストールされているシステムをアップグレードする場合は、次の手順に従ってください。
-
初期インストールかアップグレードかを選択するプロンプトが表示されたら、「アップグレード」を選択します。「次へ」をクリックします。
-
複数のルート (/) パーティションが存在するシステムの場合は、「アップグレードするバージョンの選択」パネルでアップグレードするパーティションを選択します。
Solaris インストールプログラムは、このアップグレードをカスタマイズすることはできないというメッセージを表示します。Solaris インストールプログラムは、このシステムをアップグレードできるかどうかを判断するために、システムを解析します。 「アップグレードの準備完了」パネルが表示されます。
ルートパーティションが 1 つだけの場合、Solaris インストールプログラムはアップグレードするパーティションを選択するプロンプトを表示しません。パーティションは自動的に選択されます。
-
アップグレードを続行する場合は、「アップグレードの準備完了」パネルの「インストール開始」をクリックします。
Solaris インストールプログラムは、システムのアップグレードを開始します。アップグレードが完了したあと、保存されなかったローカルな変更があればそれを修正する必要があります。詳細な情報を得るには、手順 12 の手順 a に進んでください。
アップグレードを続行しない場合は、「戻る」をクリックして初期インストールを実行します。
マイクロソフトの接続の共有を削除する方法
実行するインストールの種類を選択します。「次へ」をクリックします。
-
全体ディストリビューションをインストールするには、「デフォルトインストール」を選択します。
-
次の作業を行うには、「カスタムインストール」を選択します。
-
特定のソフトウェアグループをインストールする
-
追加のソフトウェアをインストールする
-
特定のソフトウェアパッケージをインストールする
-
特定のロケールをインストールする
-
ディスク配置をカスタマイズする
ソフトウェアグループの詳細は、「ソフトウェアグループごとの推奨ディスク容量」を参照してください。
-
注 –
テキストインストーラでは、「デフォルトインストール」か「カスタムインストール」かの選択は表示されません。デフォルトインストールを実行するには、テキストインストーラに表示されるデフォルト値をそのまま使用します。カスタムインストールを実行するには、テキストインストーラの画面で値を編集します。
構成に関する追加の質問が表示される場合は、それらに答えます。
システムのインストールに必要な情報を指定し終わると、「インストールの準備完了」画面が表示されます。
図 2–4 「インストールの準備完了」画面
「インストール開始」をクリックして、Solaris ソフトウェアをインストールします。画面の指示に従って、Solaris ソフトウェアをインストールします。
Solaris ソフトウェアプログラムのインストールが終了すると、システムは自動的にリブートするか、または手動でリブートするように促します。
追加の製品をインストールする場合は、その製品の DVD または CD を挿入するように指示が表示されます。インストール手順については、該当するインストールマニュアルを参照してください。
インストールが終了すると、インストールログがファイルに保存されます。インストールログは、/var/sadm/system/logs ディレクトリと /var/sadm/install/logs ディレクトリに作成されます。
-
初期インストールの場合は、これでインストールが完了します。手順 13 に進んでください。
-
Solaris ソフトウェアのアップグレードを行なっている場合は、保存されなかったローカルな変更があればそれを修正する必要があります。手順 a に進んでください。
-
/a/var/sadm/system/data/upgrade_cleanup ファイルの内容を確認して、Solaris インストールプログラムによって保存されなかったローカルな変更を修正する必要があるかどうかを判断します。
-
保存されなかったローカルな変更があれば、修正します。
-
インストール時に自動リブートを選択しなかった場合は、システムをリブートします。
0 コメント:
コメントを投稿