Aperture: プリンタ用に最適化する方法
システムを最適なカラープリントに設定する手順は簡単ですが、重要です。ほとんどの手順は、Aperture を開く前に実行できます。正しく設定した後は、ディスプレイに表示されるカラーが Aperture で見事にプリント用に変換されます。次の手順が含まれます。
- ディスプレイを補正する
- プリンタを設定する
- 正確な ICC プロファイルを選択する
- 用紙を選択する
- Aperture のプリセットを設定する
ディスプレイを補正する
補正しないと、画面上に表示されるカラーの正確さがわからないため、カラー調整を行ってもそれが正確かどうかがわかりません。ソフトウェアだけを使ってディスプレイを補正することが可能ですが、MonacoOPTIXxr、Pantone ColorVision Spyder、Gretag Macbeth Eye-One Display 2 などのハードウェアデバイスを使うとより簡単で正確に実行できます。
マウスのように見えるこれらのデバイスは、USB で接続してディスプレイの前にかけ、センサーで出力を測定します。このキャリブレーションデバイスに含まれるソフトウェアは、センサーのデータを使って、基準値とディスプレイ間の不一致を補正する方法をシステムに伝えるプロファイルを作成します。
ヒント:パフォーマンスが徐々に変化していくので、定期的にディスプレイを補正し直してください。キャリブレーションソフトウェアでは、補正を促すための設定ができるはずです。
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プリンタを設定する
まず、プリンタメーカーの Web サイトにアクセスします。お使いのプリンタに最新のドライブがインストールされているかをチェックし、Mac OS X 10.4.3 以降と互換性があるかを確認します。必要であれば新しいドライバをダウンロードし、プリンタメーカーのインストール方法にそってインストールします。
Aperture は CMYK プリンタではなく、RGB プリンタのみをサポートします。少しお待ちください。急いで新しいプリンタを購入する前に、サポートされるプリンタについて考えてみましょう。これは、プリンタのインクのことではなく、プリンタのモードのことを指しています。RGB モードで動作する多くのプリンタには、CMYK のプロセスで使われるカラーによく似たインクが備わっています。Aperture はこれらのプリンタで問題なく機能します。
一般的に、インクジェットやダイサブ(昇華型)のプリンタは RGB であり、カラーレーザーやイメージセッターは CMYK です。ただし、プリンタのメーカーは、プリンタの仕様書にどのモードであるかを明記せずに RGB モードであると仮定していますが、同じ仕様書に、インクセットに関しては「CMYK」と記載されていることがあるため、わかりにくいこともあります。本物の CMYK プリンタは、インクの仕様に加えて、プリンタも通常 CMYK モードと明記されています(わからない場合はプリンタのメーカーにお問い合わせください)。
どのようにバイオ信号が生成されます。
Aperture では CMYK を直接プリントできませんが、Aperture のオンスクリーンプルーフ機能の CMYK プロファイルを使ってイメージを書き出し、別のアプリケーションで CMYK にプリントできます。
ドライバをインストールしたら、プリンタを追加します。
- 「アップル」メニューから「システム環境設定」を選択します。
- 「プリントとファックス」アイコンをクリックします。上図は、プリンタをまだ設定していないコンピュータの設定画面です。
- プリンタを追加するには、ウインドウの左端にある (+) ボタンをクリックします。プリンタのブラウザが開きます。
このウインドウには、コンピュータに接続されているすべてのプリンタに加えて、ネットワーク上の共有プリンタもリストされます。
- このリストをスクロールし、追加するプリンタを選択します。追加するプリンタがリストされていない場合は、以下を実行します。
- 「ほかのプリンタ」ボタンをクリックします。
- 一番上のポップアップメニューで Epson USB、HP IP Printing などに設定します。
- リストからプリンタを選択します。
- プリンタブラウザで「追加」ボタンをクリックすると、プリンタブラウザが閉じます。
- 「プリントとファックス」環境設定パネルで、「"プリント"ダイアログで選択されるプリンタ」ポップアップメニューから、使用するプリンタを設定します。
- システム環境設定を終了します。
プリンタの ICC (ColorSync) プロファイルを選択する
ICC プロファイルは、プリントする用紙に対してプリンタを調整するために使われる参照ファイルです。プリンタのメーカーは大抵 ICC プロファイルを提供しています。または、そのためのツールを持っている場合は自分のカスタムプロファイルを作ることもできます。ディスプレイを補正するために利用可能な製品のうちいくつかは、ICC プロファイルを作成するためにも利用できます。
プロファイルをダウンロードする場合は、通常プリンタがサポートする用紙タイプごとに別々のプロファイルが表示されるので、光沢紙 (glossy) やセミマット (semi-matte) など、使う用紙タイプごとにプロファイルをダウンロードする必要があります。独自のプロファイルを作成する場合は、プリンタで使用する用紙タイプごとにプロファイルを作成する必要があります。同じ用紙でも重さが異なる場合は別のプロファイルが必要です。
プロファイルを設定したら、次の場所に格納してください。
- /ライブラリ/ColorSync/Profiles
- ˜/ライブラリ/ColorSync/Profiles
ティルド記号 (˜) は現在のユーザのホームフォルダを表しています。ルートレベルのライブラリを選択した場合は、すべてのプロファイルはコンピュータ上のすべてのユーザに対して利用可能になります。ユーザレベルのライブラリを選択した場合は、フォルダがあるユーザにのみ利用可能になります。
トークンのマシンの外にトークンを取得する方法
"˜/ライブラリ"に"ColorSync"フォルダがまだない場合は作成する必要があります("ColorSync"は大文字小文字を区別します)。"ColorSync"フォルダ内に"Profiles"フォルダを作成し、プロファイルをそこに格納します。
用紙を選択する
イメージをプリントする場合は、フォトグレード用紙を使うとよい結果が得られます。ただし、プリンタのモデルに合った用紙を使うことも重要です。メーカーによって用紙のインクの吸収が異なり、用紙の厚さも異なるためです。あるプリンタできれいに仕上がった用紙でも、別のプリンタを使うと失敗することがあります。
Aperture のプリセットを設定する
さて、ここまでやり遂げました。ついに Aperture を開いて設定し、写真をプリントします。Aperture ではさまざまな状況で必要なすべての設定を保存する個々のプリセットを作成できます。小さなフォーマットのフォトプリンタでは 4 x 6 プリント、別のプリンタでは 8 x 10 プリントというようにプリセットを作成できます。プリセットを作成したら、ワークフローのさまざまな段階ですばやくプリントできます。
Aperture には 2 つのプリセットがすでにリストにありますが、それらはほんの例にすぎません。この 2 つのプリセットでプリントしないようにしてください。独自のプリセットの作成方法は次の通りです。
- ブラウザでイメージを選択し、「ファイル」メニューの「プリント」を選択します(または「command」キーを押しながら「P」キーを押します)。Aperture の「プリント」ダイアログが開きます。
- 左下隅にある歯車のアイコンをクリックして「新規単一イメージプリセット」を選択します。
注意:異なるプリセットである単一イメージとコンタクトシートの 2 つがあります。大抵は同じように機能します。この例の手順では単一イメージを前提としていますが、違いがある場合には説明があります。
- 新しいプリセットは「プリセット名」リストに名前がハイライト表示され、使用する新しいプリセット名を入力できます。この例では、セミマットの用紙に Epson 7600 でプリントするプリセットが作成されています。このプリセット名からそれがわかります。
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- 「プリント」ダイアログで、用紙サイズを設定します。ロールプリンタを使っている場合は、用紙の幅を常に最初の寸法として入力し、2 番目の寸法に希望の長さを入力します。
- 「方向」ポップアップメニューには 3 つのオプションがあります。「縦方向」と「横方法」設定に加えて、自動的にイメージをページに合わせる「最適な方向」があります。「最適な方向」は単一イメージには通常適していますが、コンタクトシートでは適切に動作しないことがあるため、必要に応じて「縦方向」や「横方法」を選択するのが有効です。
- 「ColorSync プロファイル」ポップアップメニューでプリンタと用紙のための適切な ICC プロファイルを選択します。使用するプリンタと用紙タイプ用に作成したプロファイルを選択することが非常に重要です。これによって、プリンタで処理されるカラーとインク分散を制御します。選択した ICC プロファイルと、実際のプリンタと用紙の間で不一致がある場合は大抵プリントの質は悪くなります。
- 「ブラックポイント補正」は、黒いイメージをコンピュータのディスプレイに表示したときの彩度と、黒いインクをプリントしたときの彩度が一致しない場合には、このオプションを使って補正します。プリントの影の部分が真っ黒に見えるのを防ぐことができるので、なるべくこのオプションをオンにしておくことをお勧めします。
- プリントするイメージの明るさをディスプレイの出力に近くなるように調整する場合は、ガンマ設定を指定します。ディスプレイの発光によって、ディスプレイ画面に表示されるイメージはプリントしたものより明るく見える傾向があります。ガンマ値をデフォルトの 1.0 から上げることで、この違いを補正できます。一般的な設定範囲は、1.1 〜 1.2 の間です。
- 「レイアウトオプション」の「サイズ変更」ポップアップメニューにオプションがいくつかあります。「イメージ全体を合わせる」では、トリミングを使わずに、用紙サイズに合わせてできるだけ大きくプリントされるようにイメージのサイズが調整されます。「ページ全体を埋める」では、イメージがページ全体にプリントされるように調整されます。標準プリントのサイズには 4 x 6、5 x 7 などを選択できます。「カスタム」では、イメージのサイズを指定できます。コンタクトシートのプリセットを選択したときに、「レイアウトオプション」を使うと、プリントする全イメージが含まれるページ数、および各ページでのイメージの行数と列数を指定できます。Aperture はこれらの設定を使って各イメージのサイズを計算します。
- 「境界線の設定」の幅スライダでイメージの周囲の境界線を指定できます。この時点では、「プリント」ダイアログは次のようになります。
- ここで、システム全体でプリント設定を適切に設定する必要があります。Aperture では、そのために独自の方法を提供しています。
- 「プリント」ダイアログで「プリンタ設定」をクリックすると、システム全体のプリンタ設定が瞬時に表示されます。注意:表示されるプリンタは、それぞれ異なります。
- 「プリンタ」ポップアップメニューで、使用したいプリンタに設定されているかを確認します。
- 上から 3番目のポップアップメニューから「カラー調整」(またはお使いのプリンタでこれに該当するもの)を選択します。
- 「色補正なし」を選択します。これにより、システムレベルのカラーマネージメントが無効になるので、Aperture は、このプリセットに使用するプリンタと用紙のための ICC プロファイルを使ってカラーを制御できます。注意:お使いのプリンタに ICC プロファイルがない場合は、デフォルトのままにしておくか、「ColorSync」(ある場合)を選択します。
ヒント:各プリセットで個々のシステム設定が保存されるため、プリセットを保存したら Aperture でシステム設定が管理されます。Aperture はこの独自の強力な機能により、設定の変更が何度も必要なほかのアプリケーションとは一線を画しています。
- 上から 3 番目のポップアップメニューから「印刷設定」を選択します(ここでも、お使いのプリンタによって表示されるプリンタ名は異なります)。
- 上図の設定画面で、使用する用紙やプリントの品質を設定します。
- 「用紙種類」ポップアップメニューで使用する用紙を選択します。ここで表示されるオプションは、使用するプリンタのモデルによって異なります。
- プリントの品質を選択します。DPI 設定を高くするほど、プリンタが使用するインクスプレーは細かくなります。値を高くするとプリントにかかる時間が長くなります。通常は、720 DPI にすると仕上がりも非常にきれいで、かなり速くプリントされます。
- 「終了」ボタンをクリックしてプリンタ設定のダイアログを閉じます。
- 必要な設定をすべて完了したら、「プリント」ダイアログの下にある「保存」ボタンをクリックします。プリセットは、削除するまでリストに残ります。さまざまなプリントサイズ、プリンタ、用紙タイプに合わせて必要なプリセットをいくつでも作成しましょう。
たとえば、「用紙種類」メニューでセミマットの用紙を選択して光沢紙にプリントしようとすると、プリンタはインクを使いすぎてしまい、ひどい仕上がりになってしまいます。ある用紙を使うときもあり、ほかの用紙を使うときもある場合は、それぞれに別々のプリセットを作成してください。
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